海外で気をつけるべき日本人のボディランゲージ
みなさん、こんにちは。
国際ボディランゲージ協会代表の安積陽子です。
最近、英会話スクールや留学斡旋会社から、社内セミナーのご依頼をいただくようになりました。
国際化が進むにつれて、海外へ留学する学生や、グローバル展開を行う企業の数は、ますます増えてきています。
その流れの中で、日本人があまり得意ではない非言語コミュニケーションのスキルを、もっと国際基準に合わせて洗練させていくべきだと考える経営者の方々が増えてきているようです。
ボディランゲージをうまく駆使できるようになると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回はメリットを2つピックアップしたいと思います。
まずはじめに、身振り手振りや表情を効果的に使うことで、自己表現力が上がるメリットが挙げられます。
どのようなしぐさをどのタイミングで、どのように見せたらよいかがわかれば、自分の伝えたいことを効果的に強調したり、よりわかりやすく相手に伝えることができます。また自分自身をもっと魅力的に演出することもできるようになります。
つぎに、言葉の壁を越えて意思の疎通が図りやすくなるというメリットがあります。
たとえば人の表情の読解力を高めていけば、人種、年齢、性別を問わず、相手がどのような感情を抱いているかを、表情筋の動きからある程度判断することができるようになります。
また身体が発するメッセージを読めるようになれば、その人が自分や自分の意見に興味を持っているのかどうか、持っているならどの点に一番関心があるかなどを読み取れるようになります。
人種や宗教に関係なく共通して現れる「世界共通のボディランゲージ」を1つでも多く理解することで、相手の「言葉には表さない本音」や「言語では伝わらない感情」を正しく読み取ることができるようになるのです。
一方で、ボディランゲージの恐ろしい点は、日本人同士ではまったく問題にならないような些細なジェスチャーが、異なる文化や宗教においては、ときには命の危険に関わるほどのメッセージを放つことがあるという点です。
日本人同士では気にも留めないジェスチャーのなかには、海外で行うと、相手を激しく憤慨させてしまうジェスチャーが存在します。
これから海外へ旅行に行ったり、海外で仕事をしたりする方々は、文化によるボディランゲージの違いを正しく理解していないと、最悪の場合、命を奪われる悲劇が起こりかねません。(たとえ悪気はなくても、タイミング悪く海外で問題のあるジェスチャーをしたがゆえに殺されてしまった悲劇は、繰り返し起きています)
コミュニケーション上の致命的なトラブルを避けるためにも、異なる文化や宗教をもつ国々のボディランゲージを学ぶことは、国際化の時代を生きるわれわれにとって大切なスキルといえます。
国際ボディランゲージ協会が全国で開催しているボディランゲージ認定資格講座の1級講座では、日本人がよくやるしぐさが海外の人にはどのように理解されるのか? 「日本とは異なる意味で理解されるボディランゲージ」「海外で気をつけるべきボディランゲージ」についてもご紹介しています。
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