誤解を招きやすい日本人のジェスチャー②「自分を指すときのしぐさ」と「顔の前で手を振るしぐさ」
皆様、こんにちは。国際ボディランゲージ協会の代表、安積陽子です。
お盆休みに海外旅行を楽しまれた方も多いかと思いますが、国内でのジェスチャーが海外では誤解を招くことがあります。今日は、日本国内では気にされないものの、海外では違和感を与える可能性のある日本人特有のボディランゲージを、引き続きご紹介します。
今回取り上げるのは、「自分を指すときのしぐさ」と「顔の前で手を振るしぐさ」です。
日本では、自分を示す際に人差し指を鼻の先に当てることが一般的ですが、これは海外では通じないことが多く、美しいしぐさとは見なされません。実際、このジェスチャーは鼻をほじるように見えたり、相手の鼻に何かがついていると誤解されることも。
海外では自分を指す時には胸に手を当てるのが一般的です。海外で鼻を指すしぐさをしようとした際には、この違いを思い出してください。
また、「いいえ」や「NO」を示す際に、顔の前で手のひらを振るのは、海外では通じないジェスチャーです。海外で「いいえ」を伝えたい時は、単純に「No」と言うのが最も効果的です。
ボディランゲージは世界共通のコミュニケーションツールですが、文化によってその解釈は大きく異なります。誤解を避け、国際的なコミュニケーションを円滑に進めるためには、異文化のボディランゲージを学ぶことが重要です。私たちの時代は国際化が進む中、異なる文化や宗教を理解することは、より豊かなコミュニケーションに不可欠なスキルと言えるでしょう。
国際ボディランゲージ協会では、ボディランゲージに関する認定資格講座をオンラインで実施しております。
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